こんにちは。
気象予報士試験を受けるにあたり、過去問は最重要ツールです。
私の感覚では気象予報士試験の勉強の8割は過去問をベースにやっていました。
ちなみに「気象業務支援センター」とは、気象庁長官の指定を受けた一般財団法人で、気象予報士試験を実施する役割を担っています。
ひさし社長気象予報士試験の本家本元ってワケだね。
上記のサイトで最近の過去問を1つダウンロードしてみましょう。
1回分の一般知識・専門知識・実技それぞれの問題・解答用紙と解答例が全てパッケージングされたzipファイルがダウンロードされるのでそれを開きましょう(とても便利)。
まずは試験の表紙を読んでみよう
一般知識の問題用紙のpdfファイルを開いてみましょう。(ippanと書いてあるファイルです)
試験の問題用紙がそのままpdfになっています。
そのままの順番で両面印刷して左側の辺を綴じてしまえば本物さながらの問題用紙が完成します。



今回、見ておきたいのは試験問題の表紙だゾ。
試験問題の表紙の注意事項は実際の試験時に問題用紙が配られた時から読むことができます(読む時間も与えられる)。
毎回、同じ文章なのでここで一度読んでおきましょう。
ここで一部、抜粋したものを掲載しておきます。
全科⽬に共通の事項
1 試験中は、受験票、⿊の鉛筆またはシャープペンシル、プラスチック製消しゴム、ものさしまたは定規(定規は直定規または三⾓定規のみ。分度器付きのものや縮尺定規、製図⽤テンプレートなどは
不可) 、コンパスまたはディバイダ(⽐例コンパスや等分割ディバイダ、⽬盛り付きディバイダなど
は不可)、⾊鉛筆、⾊ボールペン、マーカーペン、鉛筆削り(電動式、ナイフ類は不可)、ルーペ、ペ
ーパークリップ、時計(通信・計算・辞書機能付きのものは不可)以外は、机上に置かないでください。
(気象予報士試験問題表紙一部抜粋)
試験時に机の上に置いて良いものが、ずらーっと書かれています。
逆に言えば、これらのものが問題を解く上で必要であることも示唆しています。
・ものさし(直定規、三角定規)
・コンパス、ディバイダー
・色鉛筆、色ボールペン、マーカーペン
鉛筆などはどの試験でも必要なので置いておいて、
定規とコンパス、カラーペンは特に実技試験で持っていないと満足に戦うことができなくなります。



つまり天気図の作図問題があるってことだゾ📝
ちなみに分度器は明確に持込不可となっているため注意しよう⚠️
実技の勉強でもコンパスと定規は使うので早めに用意しておいてもいいでしょう。
一般と専門はそれぞれ15問の選択肢式。なんだけど…
一般知識と専門知識はそれぞれ、60分間で15問の選択問題を解く試験です。
それぞれの問題は、5つの選択肢の中から選んで解答します。



👦「60分で15問だから4分に1問解けばいいんだ」と思われるけど、気象予報士の選択問題はもう少し複雑だゾ。
問題数の実態は15問の数倍?!
一般知識と専門知識のそれぞれの問題数は15問ですが、
実際には50問から60問の問題に解答することになります。
どういうことかというと、1つの問題の中にクラスター的に3〜4つの問いが含まれているんです。



どういうことなんや…
具体例として気象予報士試験一般・専門知識の形式でアンパンマンに関する問題を作ってみました。
問1 それいけ!アンパンマンに登場するキャラクターについて述べた次の⽂(a)〜(d)の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①〜⑤の中から 1 つ選べ。
(a) アンパンマンのあんこは、こしあんである。
(b) メロンパンナちゃんは頭からメロンジュースを出すことができる。
(c) おむすびまんの中の具は、シャケである。
(d) ハンバーガーキッドが乗っている愛馬の名前は、ピクルスである。
(a) (b) (c) (d)
① 正 正 誤 正
② 正 誤 正 誤
③ 誤 正 正 誤
④ 誤 正 誤 正
⑤ 誤 誤 誤 正
このように問を1つ正解するためには、
・アンパンマンのあんこの知識
・メロンパンナちゃんの技の知識
・おむすびマンの具の知識
・ハンバーガーキッドの馬の知識
これらすべての正確な知識を持っていないと点数をもらうことができません。



ちなみにアンパンマン問題の正解は④です。
(a)誤。アンパンマンのあんこは”つぶあん”
(b)正。メロンジュースで汚れや悪い心を浄化できる
(c)誤。おむすびまんの中身は”梅干し”
(d)正。愛馬ピクルスは薄い緑色をしている
気象予報士試験もまさにこのような形式で出題されます。
1つの問題に関する知識を正確に身につけておかないと、一部の知識があっても一問まるまる落としてしまいます。
15問中11問に正解しないと合格できないため、4問しか落とせないことを考えるとハードルの高さを感じてもらえると思います。
一部わからない問いを選択肢がカバーしてくれるラッキーもあるよ
5択の選択問題ですが、その選択肢のおかげで正解が絞られるラッキーもあるんです。
上のアンパンマンの例題で言うと、正解は④でした。
この例題を解いている人が、



「アンパンマンは、こしあんだろ(a)は誤り。」
「メロンジュースのことは知らないから(b)は保留。」
「おむすびまんは梅干しだろ。(c)は誤り。」
「ハンバーガにはピクルスに決まってる。(d)は正。」
「わかったのは(a)誤 (b)❓ (c)誤 (d)正だな。」
ここまでわかってから選択肢を見てみると、
(a) (b) (c) (d)
① 正 正 誤 正
② 正 誤 正 誤
③ 誤 正 正 誤
④ 誤 正 誤 正
⑤ 誤 誤 誤 正
解答者の知識でわかっていた「(a)誤 (b)❓ (c)誤 (d)正」に当てはまる選択肢は④しかありませんね。
つまりこの解答者は(b)の「メロンパンナちゃんが頭からメロンジュースを出せる知識」を持っていなくてもこの問題を得点することができるんです。



ラッキーも実力のうちだゾ✌️
ひっかけもあるのでケアレスミスに注意しよう!
運転免許の筆記試験を受けたことがある人はひっかけ問題に苦労した記憶があると思います。
あそこまでいじわるなひっかけ問題は気象予報士試験では珍しいですが、
それでもいじわるな問題は存在するのでまんまと引っかからないように注意しましょう。



ケアレスミスで1問を落とすことが致命傷になるから気をつけるんだゾ(迫真)
解説付きの過去問は売られている!が、高い…
インターネット上には気象予報士試験の解説ブログなども見つけることができますが、探すのも一苦労だったりするので、下に掲載した過去問を購入するのも1つの手です。
ただ1回分の試験問題で税込2,970円もします。


https://www.tokyodoshuppan.com/book/b10151573.html



私は結局最後までこのシリーズの解説本を買わなかったゾ。。。買っていたらもう少し効率よく勉強できたと思うけどケチってしまったゾ。
気象予報士試験の過去問は最低でも直近5年間10回分はやらないといけませんが、10回分を集めると3万円近くになってしまいます。
お財布に余裕がある人は購入した方が効率がいいですが、値段が値段なので丁寧に買い足していく感覚がいいと思います。買って満足して挫折するにはちょっともったいない。
いずれにせよ、試験勉強の初期段階(3ヶ月間くらい)はいらないかなと思います。
まとめ
過去問を1回分だけでいいので印刷してその厚みを手で感じてみましょう。
実技は特にページ数が多いので、印刷すると圧倒されるかもしれません。
しかし気象を学んで半年、一年と経ってくうちに徐々に問題が解けるようになっている自分に気づけるはずです。
手元にある過去問が解けるようになるまで一緒に頑張っていきましょう☀️



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