試験勉強の序盤と中盤はエマグラムが大の苦手でした。
ひさし社長線がごちゃごちゃ書いてあってよくわからないんだゾ。
でもわかるようになるとエマグラムを見るのが楽しくなるのでぜひここでエマグラムへの苦手意識を払拭してもらえるとうれしいです。
エマグラムって?
エマグラムは次のグラフです。
大気の様子を表現しています。


ごちゃごちゃもいいところですよね。
このエマグラムの画像はノートの罫線が書いてあるようなものです。まだ何も書かれていない状態です。
グラフなのでまずはx軸(横)とy軸(縦)が表現しているものを覚えましょう。簡単です。
・x軸:温度(℃)
・y軸:高度(hPa = mb)



ね?覚えやすいでしょ。縦がちゃんと高度なんだゾ
エマグラムをややこしくするのは斜めの線なんですよね。
等飽和混合比線・湿潤断熱線・乾燥断熱線の3本を覚えよう!
エマグラムのごちゃごちゃした斜め線を紐解いていきましょう。
線は3種類あります。線の角度が立ち上がっている順に、
・等飽和混合比線
・湿潤断熱線
・乾燥断熱線





線の名前が問われることもあるのでしっかり覚えよう。
【エマグラム線の覚え方】
立ち上がっている順で、
・とうほうわこんごうひせん
・しつじゅんだんねつせん
・かんそうだんねつせん
なので、頭文字をとって傾いていくのは「としか(歳か〜)」と覚えます。


等飽和混合比線とは
等しい飽和混合比の線、つまり飽和混合比が一定の値の線です。
単位はg/kg。「1kgの乾燥空気の中に入る水蒸気の限界は何gなのか」を表します。
気温が高ければ多くの水蒸気を含めることができるし、気温が低ければ含める水蒸気は少なくなります。
湿潤断熱線とは
湿潤断熱線は、飽和した湿潤空気が断熱的に上昇(または下降)する際に従う温度と気圧の関係を示した線です。



「断熱」とは文字通り、空気塊が外部との熱のやりとり(加熱・冷却)なしに圧力変化によって温度や体積が変動する状態だゾ。
飽和空気が上昇すると温度が低下し、水蒸気が凝結して潜熱を放出します。この潜熱効果で温度低下が抑えられ、約0.5℃/100m(湿潤断熱減率)と乾燥断熱線(約1℃/100m)より緩やかな傾きになります。
空気塊が飽和後にこの線をたどります。
数字は相当温位を表しています。
乾燥断熱線とは
乾燥断熱線は、未飽和の乾燥した空気塊が断熱的に上昇・下降する際の温度変化を示す線です。
空気が上昇すると圧力が低下し、断熱膨張で温度が約1℃/100m低下します。
数字は温位を表しています。


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