An-225を夢見るソラモン『ムリル』

空には、たくさんの飛行機が飛んでいます。
人を運ぶ旅客機、荷物を運ぶ貨物機、小さな飛行機から大きな飛行機まで、その姿はさまざまです。

そんな空の中でも、ひときわ大きな夢を持つソラモンがいます。
それが、An-225を夢見るソラモン『ムリル』です。

目次

コウノトリの子どもみたいなソラモン『ムリル』登場!

ムリルは、コウノトリの子どもをモチーフにしたソラモンです。

白くてふわふわした羽毛、大きなまんまるの目、そして長いくちばしが特徴です。
まだ体は小さいですが、翼を大きく広げて空を飛ぶ姿は、とても気持ちよさそう。

ムリルは、人のそばにいるのが大好きです。
静かな場所では羽をたたんでお昼寝したり、小さな荷物をくちばしで運んだりしています。

特にお気に入りなのが、布に包まれた荷物。
大切なものをやさしく包み込む姿に、ムリルは強くあこがれているのです。

ひまわりの花束を運ぶのが得意

ムリルは、花を運ぶのが大好きなソラモンです。

なかでもお気に入りなのが、ひまわりの花束。
明るく大きなひまわりを見ると、ムリルはうれしそうに羽をぱたぱたさせます。

大事な花束を傷つけないよう、かごに入れたひまわりをやさしく布で包み、ゆっくり空を飛びます。

風の強い日でも、ムリルはあわてません。
大きな翼を広げ、荷物が揺れないように静かに飛ぶのです。

その姿はまるで、小さな運び屋さん。

町の人たちは、ムリルが花を運ぶ姿を見ると、なんだか幸せな気持ちになると言われています。

An-225へのあこがれ

ムリルには、あこがれている存在がいます。

それが、世界最大級の輸送機「An-225」です。

大きな翼。
たくさんの荷物を運ぶ力。
そして、空をゆったり飛ぶ堂々とした姿。

ムリルは空を見上げながら、

「いつか、自分もたくさんの荷物を運べる立派なソラモンになりたい」

と夢見ています。

まだ小さなムリルですが、その心の中には、とても大きな夢があるのです。

だからこそ、今日も小さな荷物を一生懸命に運びます。

花束。
ぬいぐるみ。
落とし物。
だれかへのプレゼント。

ムリルにとって、どんな荷物にも大切な思いが詰まっています。

やさしさを運ぶソラモン

ムリルは、力自慢のソラモンではありません。

でも、荷物を運ぶ時はいつも相手のことを考えています。

雨の日は濡れないように。
風の日は揺れないように。
大切なものが壊れないように。

そんなやさしさを持っているからこそ、みんなから愛されているのです。

ときどき、疲れて眠ってしまうこともあります。
そんな時は、布にくるまって小さく丸くなり、静かに夢を見ています。

その夢の中では――
きっと大きな翼を広げ、An-225のように広い空を飛んでいるのでしょう。

小さな翼で、大きな夢を

ムリルは、まだ小さなソラモンです。

けれど、その翼には大きな夢が詰まっています。

今は小さな花束しか運べなくても、いつかもっと大きな荷物を運び、多くの人を笑顔にする日が来るかもしれません。

空を見上げながら、一歩ずつ成長していくムリル。

今日もどこかの空で、ひまわりの花束を大事そうに運んでいるのかもしれません。

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この記事を書いた人

図書館で勝手に仕事をしている小さな会社のドケチ社長。口癖は「コーヒーの一滴は血の一滴」

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