火山が噴火したあと、空高く広がる灰色の雲。その中には、ときどき不思議なソラモンが生まれるといわれています。
その名は――アッシュン。
アッシュンは火山灰から生まれた、ほのお/いわタイプのソラモンです。ふわふわと空を漂う姿は雲のようですが、その体は細かな火山灰や軽石の粒でできています。見た目はかわいらしいものの、飛行機たちにとっては注意が必要な存在でもあります。
今回は、火山灰のソラモン『アッシュン』を紹介します。
火山の噴火から生まれるソラモン『アッシュン』登場!

アッシュンは火山が噴火したときに生まれます。
火口から吹き上がった火山灰や火山ガスが空高く舞い上がり、それらが集まることでアッシュンが誕生するといわれています。
体の中心にはまだ冷えきっていない熱が残っており、暗い場所では体のあちこちが赤く光ります。これは火山の力がまだ体の中に残っている証拠です。
普段のアッシュンはのんびり屋で、風の流れに身を任せながら空を旅しています。自分からどこかへ向かうことは少なく、その日の風まかせで行動するのが好きです。
ふわふわだけど岩タイプ
アッシュンの体は一見すると雲のようです。
しかし実際には、細かな火山灰の粒や小さな岩石、軽石のかけらが集まってできています。
そのため、見た目は軽そうでも意外と頑丈です。
アッシュンの体の周囲には常に灰の粒が漂っており、近づくとほんのり暖かさを感じます。
頭には小さな火山のような突起があり、そこから時々煙を吐き出します。機嫌が良いときは白い煙、怒ったときは黒っぽい煙になるそうです。
飛行機との不思議な関係
アッシュンは飛行機のソラモンたちとも関わりがあります。
火山灰には非常に細かいガラス質の粒が含まれており、飛行機のエンジンや窓に悪影響を与えることがあります。
そのため、ナナサンやトリプルなどの飛行機ソラモンたちは、空にアッシュンの群れを見つけると慎重に進路を変えます。
アッシュン自身には悪気はありません。
ただ風に乗って空を漂っているだけなのですが、結果的に飛行機たちの旅の邪魔になってしまうことがあるのです。
そのため空港のソラモンたちは、アッシュンが近づいてきたときにはみんなで情報を伝え合い、安全な空の道を探します。
仲間が集まると巨大な灰の雲に
普段のアッシュンは30cmほどの小さなソラモンです。
しかし同じ火山から生まれた仲間たちが集まると、大きな灰色の雲をつくることがあります。
何十匹、何百匹ものアッシュンが集まると、遠くから見ると本物の噴煙のように見えるほどです。
空いっぱいに広がるその姿はとても迫力がありますが、実はみんな仲良く集まっているだけ。
群れの中心では、アッシュンたちが温かい火山の熱を分け合いながらのんびり浮かんでいるそうです。
火山の力を伝えるソラモン
火山は時に大きな災害を引き起こしますが、同時に新しい大地をつくる自然の力でもあります。
アッシュンはそんな火山の力を象徴するソラモンです。
静かに空を漂う姿はどこか幻想的で、夕焼け空では体の中の赤い光がより美しく輝きます。
もし火山の近くで灰色の雲の中に大きな紫色の目を見つけたら、それはアッシュンかもしれません。
今日もアッシュンは風に乗りながら、世界のどこかの空をふわふわと旅しているのでしょう。

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