空には、目には見えない“波”が飛び交っています。
無線、レーダー、通信電波――。
飛行機たちは、それらを使いながら広い空を安全に飛んでいます。
そんな「見えない波」を感じ取り、時には操る不思議なソラモンがいます。
今回は、EC-2のこどもソラモン『エコノハシ』をご紹介します。
ぼーっとしているのに、空をよく見ているソラモン『エコノハシ』登場!

エコノハシは、いつも地面にぺたんと伏せているソラモンです。
まるで眠っているような半目で、のんびりしている姿をよく見かけます。
しかし実は、ぼーっとしているように見えて、周囲の“電波”をずっと感じ取っています。
無線機の近く。
レーダー施設のそば。
空港のアンテナ周辺。
そんな場所で、じっと耳を澄ませるように過ごしていることが多いのです。
特に特徴的なのが、大きなくちばし。
このくちばしの表面には、とても細かな電波感知器官があり、空中を漂う微弱な電波を読み取ることができます。
エコノハシは、音ではなく“波”を聴いているソラモンなのです。
EC-2のこどもソラモン
エコノハシは、スタンド・オフ電子戦機 EC-2 の力を受け継いだソラモンです。
背中の平たい翼は、まだ小さいながらもEC-2の主翼を思わせる形をしています。
飛ぶための翼というより、「空気の流れ」や「電波の方向」を感じるための器官に近い存在です。
そのため、エコノハシはまだ高く飛ぶことはできません。
地面にぺたんと伏せながら、空を流れる無数の電波を観測し、少しずつ成長していきます。
しっぽの模様も特徴的です。
円形の模様はレーダーのように働き、周囲の電波の強さや方向を探ることができます。
その姿から、研究者たちの間では
「歩く受信機」
とも呼ばれています。
やさしいけれど、電波妨害もできる
おだやかな性格のエコノハシですが、仲間を守るために特別な力を使うことがあります。
それが、“電波妨害”です。
エコノハシは、くちばしから特殊な微弱電波を放ち、敵の通信やレーダーを乱すことができます。
強い敵に囲まれたとき。
危険な電波を感じ取ったとき。
仲間が狙われているとき。
そんな場面で、エコノハシは静かにくちばしを光らせます。
すると周囲には、目には見えない電波の揺らぎが広がり、敵の通信が乱れ始めるのです。
ただし、エコノハシ自身は争いを好みません。
この能力は攻撃のためではなく、
「危険から仲間を守るため」
に使われます。
そのため、必要以上に電波を乱すことはほとんどありません。
空を飛ぶ日のために
今はまだ地面で過ごすことの多いエコノハシ。
しかし成長すると、より強い電波を扱えるようになり、空を飛びながら広い範囲の電波を感じ取れるようになると言われています。
静かに目を閉じながら、見えない波を聴くエコノハシ。
今日もどこかで、空を飛ぶ仲間たちの安全を、そっと支えているのかもしれません。

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