飛行機を救う回転発電ソラモン『ラムエアー』

ラムエアーは、飛行機の非常用装置「ラムエアタービン」の力を宿したソラモンです。

見た目はウミネコによく似ていますが、いざという時には翼をまっすぐに広げ、自分自身がプロペラのように回転して発電するという不思議な能力を持っています。

普段は飛行機の近くをのんびり飛んでいるだけですが、機体に異変が起きると真っ先に駆けつける頼もしい存在です。

飛行機たちからは、

「最後の切り札」

として信頼されています。

目次

ラムエアタービンのソラモン『ラムエアー』登場!

ラムエアーのモチーフになったのは、旅客機に搭載されている「ラムエアタービン(RAT)」です。

ラムエアタービンは、飛行機が大きなトラブルに見舞われたときに機体の下から飛び出してくる小さな風車のような装置です。

通常の飛行では使われません。

しかし、エンジンや発電機に異常が発生したときには、風を受けて回転し、飛行機に必要な電気や油圧を供給します。

つまり、飛行機の安全を守るための非常用発電装置なのです。

ラムエアーはそんな縁の下の力持ちをソラモンとして表現したキャラクターです。

いざという時の大活躍!

ラムエアーは、飛行機が困っている気配を感じるとすぐに出てきます。

まず機体の外に飛び出し、両翼を左右にピンと伸ばします。

そして次の瞬間――

体ごと高速回転!

風を受けながら勢いよく回転し、電気を作り始めます。

発電された電気は飛行機へ送られ、機内の重要な装置を動かし続けます。

ラムエアーが活躍する流れは次のようになります。

  1. 飛行機のエンジンが停止する
  2. ラムエアーが機体の外へでる
  3. 両翼を広げて回転開始
  4. 発電した電気を飛行機へ送る
  5. 飛行機が安全に飛行を続けられる

まさに空の守護者です。

ぐるぐる目の秘密

ラムエアーの一番の特徴は、回転中のぐるぐるした目です。

これは高速回転している証拠でもあります。

本人は真面目に発電しているのですが、あまりにも勢いよく回るため、発電が終わった後は少しフラフラしてしまいます。

着地に失敗して転がったり、羽をばたつかせながら目を回したりすることもあります。

しかし本人は、

「ちゃんと役目は果たしたよ!」

と満足そうな表情を見せます。

そのため飛行機たちからも愛されている存在です。

ウミネコがモチーフになった理由

ラムエアーの姿はウミネコをモチーフにしています。

ウミネコは海辺の強い風を利用して飛ぶことが得意な鳥です。

風を読む能力に優れ、長い距離を飛ぶこともできます。

風の力を利用して発電するラムエアタービンのイメージともぴったり重なります。

また、白と灰色の体色は旅客機にもよく似ており、飛行機の仲間のような雰囲気を感じさせます。

そのため、ラムエアーにはウミネコの姿が選ばれました。

飛行機を支える小さなヒーロー

飛行機にはたくさんの安全装置が搭載されています。

その中でもラムエアタービンは、めったに使われないけれど、とても重要な存在です。

ラムエアーも同じです。

普段は目立ちません。

空港や飛行機の周りでのんびり過ごしています。

しかし、いざという時には誰よりも早く飛び出し、自分の体を使って発電し、飛行機を助けます。

そんな姿から、飛行機たちはラムエアーをこう呼びます。

「空の最後の切り札」

今日もラムエアーは、青空のどこかでのんびり羽を休めながら、いつか訪れるかもしれない非常事態に備えているのです。

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この記事を書いた人

図書館で勝手に仕事をしている小さな会社のドケチ社長。口癖は「コーヒーの一滴は血の一滴」

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