空のはるか上空を飛ぶ偵察機「U-2ドラゴンレディ」。その名を受け継いだソラモンが『ドラレディ』です。
ドラレディは、こどもソラモン『ユーツー』が進化した姿。長い翼をさらに発達させ、誰も届かないほど高い空を飛ぶことができる観測ソラモンです。
地上からその姿を見ることはほとんどありません。しかし晴れ渡った日には、成層圏近くを静かに飛ぶ黒い影として目撃されることがあります。
ドラレディは今日も高い空から地球を見守り続けています。
成層圏中層を飛ぶ特別なソラモン『ドラレディ』登場!

ドラレディ最大の特徴は、その飛行高度です。
多くの鳥型ソラモンや飛行機型ソラモンが雲の近くを飛ぶのに対し、ドラレディはさらにその上を飛行します。
旅客機が飛ぶ高度のさらに上まで上昇し、成層圏中層のオゾン層近くまで到達することができます。
そこから見える景色は特別です。
青い空は次第に濃い藍色へと変わり、地平線はゆるやかに丸く見えます。眼下には白い雲のじゅうたんが広がり、その下には広大な大地や海が続いています。
ドラレディはそんな景色を眺めながら静かに飛び続けるのです。
驚くほど長い翼
ドラレディの翼は非常に長く、体長3メートルに対して翼を広げると約15メートルにもなります。
この長い翼によって空気の薄い高高度でも効率よく飛ぶことができます。
羽ばたく回数は少なく、まるで滑空するように空を進みます。
その姿は海の上を飛ぶアホウドリにも似ていますが、飛んでいる場所ははるか上空です。
長い翼を使って風をつかみながら飛ぶ姿は、まさに空の支配者と呼ぶにふさわしい美しさを持っています。
地球の変化を観察する
ドラレディは観測ソラモンとして知られています。
成層圏から見下ろすことで、雲の動きや地上の変化を広い範囲で観察することができます。
巨大な低気圧が近づいていることや、積乱雲が発達し始めていることなどもいち早く発見できます。
また、海面の変化や森林の様子なども見守っているといわれています。
そのため一部のソラモン研究者たちは、ドラレディを「空の監視者」と呼んでいます。
ドラレディ自身は何も語りませんが、静かに世界を見守るその姿には不思議な安心感があります。
孤高の性格
ドラレディは群れを作りません。
ほとんどの場合は単独で行動しています。
高高度を飛べるソラモンは少なく、同じ高さまで上昇できる仲間もほとんどいません。
そのため自然と一匹で過ごす時間が長くなりました。
しかし孤独を好んでいるわけではありません。
地上へ降りてきたときには小さなソラモンたちを優しく見守ることがあります。
特に進化前のユーツーを見ると、昔の自分を思い出すのか、しばらく近くで飛んでいる姿が目撃されています。
ユーツーから受け継いだ夢
ドラレディは、こどもソラモン『ユーツー』の進化形です。
ユーツーはいつも雲の上の世界にあこがれていました。
もっと高く飛びたい。
もっと遠くを見てみたい。
そんな夢を抱きながら風に乗る練習を続けていたのです。
そして長い年月を経て進化した結果、ついに誰も届かない空へたどり着きました。
ドラレディが成層圏を飛ぶ姿は、ユーツーの夢がかなった証でもあります。
まとめ
ドラレディは、成層圏から地球を見守る観測ソラモンです。
旅客機よりも高い空を飛び、長い翼で静かに滑空しながら世界の変化を見つめています。
その姿を見ることはめったにありませんが、空が澄みわたった日には、はるか上空を優雅に飛ぶ黒い影を見つけられるかもしれません。
今日もドラレディは、誰も届かない空から地球を見守り続けています。

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