見えない空気のかたまりソラモン『クウキカイ』

空を見上げると、雲や飛行機、鳥など、さまざまなものを見ることができます。しかし、天気を大きく左右しているのに、私たちの目には見えない存在があります。それが「空気塊」です。

今回紹介するソラモンは、そんな空気塊をモチーフにした不思議な存在、『クウキカイ』です。

目次

いろいろな性質をもつ空気のソラモン『クウキカイ』登場!

クウキカイは、海や大陸の上で生まれる空気塊ソラモンです。

ふわふわとした半透明の体を持ち、空をのんびり漂っています。プランクトンのような姿をしていますが、とてもおだやかな性格で争いごとは苦手です。

一見するとただ空を漂っているだけに見えますが、実はクウキカイがどこへ移動するかによって、その土地の気温や湿度が大きく変化します。

そのため、天気予報士たちはいつもクウキカイの動きを気にしています。

生まれた場所で性格が変わる

クウキカイの面白いところは、生まれた場所によって性質が変わることです。

北の寒い海や雪原で生まれたクウキカイは、冷たい空気をまとっています。

反対に、南の暖かい海で生まれたクウキカイは、暖かく湿った空気をたくさん含んでいます。

乾いた大陸で育ったクウキカイもいれば、海の上でたっぷり水分を吸い込んだクウキカイもいます。

同じクウキカイでも、それぞれ個性が違うのです。

気象学では、こうした空気の集まりを「空気塊」と呼びます。

実際の地球でも、暖かい空気塊や冷たい空気塊が移動することで、天気や気温が変化しています。

クウキカイと天気の関係

例えば、冬になると北から冷たいクウキカイがやってきます。

すると気温が下がり、雪が降りやすくなります。

逆に、夏になると南から暖かいクウキカイがやってきます。

その結果、気温が上がり、蒸し暑い日が続くようになります。

私たちは普段、「今日は暑いな」「急に寒くなったな」と感じますが、その裏ではクウキカイたちが空の旅をしているのかもしれません。

天気図を見ると前線が描かれていますが、あれは性質の違うクウキカイ同士が出会っている場所だと考えることもできます。

目には見えなくても、クウキカイは毎日の天気に大きな影響を与えているのです。

大きさは誰にも分からない

クウキカイの図鑑データには、こんなふうに書かれています。

高さ:???

重さ:???

なぜかというと、クウキカイは空気そのものに近い存在だからです。

小さく見えることもあれば、空いっぱいに広がっているように見えることもあります。

そのため、正確な大きさや重さを測ることはできません。

気象観測の専門家たちも、クウキカイの本当の姿をまだ完全には解明できていないと言われています。

飛行機とも深い関わり

クウキカイは飛行機とも深い関係があります。

飛行機が長距離を飛ぶとき、どんなクウキカイの中を飛ぶかによって気温や風向きが変わります。

暖かい空気の中では空気の性質が変わり、冷たい空気の中ではエンジンの性能や飛行条件も変化します。

また、異なるクウキカイの境界付近では雲が発達したり、揺れが発生したりすることもあります。

パイロットや気象担当者は、クウキカイの動きを予想しながら安全な運航を支えているのです。

見えないけれど大切な存在

クウキカイは派手な技を使うわけでもありません。

雷を落としたり、大雨を降らせたりするわけでもありません。

しかし、天気の土台を作るとても大切なソラモンです。

暖かい空気や冷たい空気を運び、雲ができるきっかけを作り、世界中の天気を変化させています。

空を見上げても、その姿を見ることはできないかもしれません。

けれど今日の風の匂いや気温の変化の中に、どこかを旅しているクウキカイの気配が隠れているのです。

見えないけれど、世界の天気を支えている不思議なソラモン。

それが『クウキカイ』なのです。

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この記事を書いた人

図書館で勝手に仕事をしている小さな会社のドケチ社長。口癖は「コーヒーの一滴は血の一滴」

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