地球の空では、毎日さまざまな風が吹いています。
やさしく吹くそよ風、季節を運ぶ季節風、そして巨大な台風を育てる風。
そんな世界中の風の流れに、ひっそりと関わっているソラモンがいます。
その名は『コリオリン』。
地球の自転から生まれた、不思議な力をもつソラモンです。
地球の時点から生まれたふしぎなソラモン『コリオリン』登場!

コリオリンには、北半球に暮らす「コリオリンN」と、南半球に暮らす「コリオリンS」の2種類がいます。
コリオリンNは赤い体をした元気いっぱいのソラモンです。
じっとしていることが苦手で、世界中を飛び回りながら風の流れを見守っています。
一方のコリオリンSは青い体をした穏やかなソラモンです。
南の海を旅することが好きで、ゆったりとした性格をしています。
見た目はよく似ていますが、顔つきや性格はまったく異なります。
コリオリ力ってなんだろう?
コリオリンの名前の由来になっているのが「コリオリ力」です。
地球は24時間かけて自転しています。
私たちはその回転を普段感じることはありませんが、実は風や海流は地球の回転の影響を受けています。
北半球では風が進行方向の右へ、南半球では左へ曲がる性質があります。
これがコリオリ力です。
コリオリンNは風を右へそれさせる力を持ち、コリオリンSは風を左へそれさせる力を持っています。
もちろん本当に風を曲げているのは自然現象ですが、ソラモンの世界ではコリオリンたちがその役目を担当しているのです。
台風やジェット気流との関係
コリオリンたちは世界中の風の流れと深く関わっています。
例えば台風。
北半球の台風が反時計回りに回転するのも、コリオリ力の影響によるものです。
コリオリンNは台風のまわりを飛びながら、風の流れを少しずつ整えていると言われています。
また、高度1万メートル付近を流れるジェット気流とも仲良しです。
ジェット気流ソラモン『ジェトウェイ』と一緒に空を旅する姿が目撃されることもあります。
世界規模の気象現象の裏側には、いつもコリオリンたちの存在があるのかもしれません。
赤道付近では力が弱くなる?
コリオリ力にはひとつ特徴があります。
それは赤道付近では力が弱くなることです。
そのためコリオリンたちも赤道の近くでは少し元気がなくなってしまいます。
コリオリンNが南へ行きすぎたり、コリオリンSが北へ行きすぎたりすると、なんとなく方向感覚を失ってしまうそうです。
だからこそ、2匹が出会うことはめったにありません。
世界の反対側に住む、ちょっと不思議な関係なのです。
見えない力で世界を支えるソラモン
コリオリ力は目で見ることができません。
しかし、その力があるからこそ地球の風は複雑な流れを作り、海流は世界中を巡っています。
コリオリンもまた、派手な活躍をするソラモンではありません。
けれど世界の風を支え、空や海の流れを見守り続ける大切な存在です。
今日もどこかの空で、赤いコリオリンNと青いコリオリンSが、それぞれの半球を飛び回りながら風の進路をそっと曲げているのかもしれません。

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