空港には滑走路やターミナルだけでなく、広大なグラスエリア(草地)が広がっています。実はこの草地の管理も、飛行機の安全運航に欠かせない大切な仕事のひとつです。
そんな空港の草地を守っているのが、今回紹介するソラモン――『モーモア』です。
モーモアは食いしん坊な仔牛の姿をした草刈りソラモン。いつも二葉の草を一本くわえ、険しい目つきと眼帯がトレードマークです。一見すると近寄りがたい雰囲気ですが、本当はとても真面目で働き者。今日も空港の安全を守るため、グラスエリアを歩き回っています。
一級草刈り士ソラモン『モーモア』登場!

モーモアは空港で活躍する草刈りのプロフェッショナルです。
長年の経験と実績を認められ、「一級草刈り士」の称号を持っています。
顔や体に刻まれた傷は、これまで数え切れないほどの草刈り作業をこなしてきた証。歴戦の戦士のような風格を漂わせています。
しかし、モーモアはただ草を食べるだけではありません。
草地の状態を見極めながら、
- 草が伸びすぎていないか
- 標識が見えにくくなっていないか
- 灯火の周囲に雑草が生えていないか
を確認しながら作業しています。
その姿はまさに職人そのものです。
標識や灯火まわりを丁寧に草刈り
モーモアが特にこだわっているのが、標識や灯火まわりの草刈りです。
空港には誘導路標識や各種灯火が数多く設置されています。もし草が伸びてしまうと視認性が悪くなり、飛行機の運航に影響を与える可能性があります。
そこでモーモアは、広い草地を刈るだけでなく、標識や灯火の周囲を丁寧に整備しています。
大雑把に見える性格ですが、仕事になると驚くほど細かいところまで気を配ります。
仲間のソラモンたちからは、
「モーモアが手入れした場所はいつも見やすい」
と高く評価されているそうです。
ツノのアンテナで飛行機を確認
モーモアには特別な能力があります。
それは、ツノをアンテナとして使えることです。
空港の管制システムと通信し、飛行機の位置や接近情報を受信できます。
作業中でも、
「まだ大丈夫だモー」
と安全を確認しながら草を食べています。
しかし飛行機が近づくと状況は一変。
ツノから受信した情報をもとに、すぐに安全な場所へ退避します。
そのためモーモアが飛行機の進路を邪魔することはありません。
食いしん坊に見えても、安全意識は非常に高いソラモンなのです。
刈った草は牧草ロールに
モーモアにはもうひとつ楽しみがあります。
それは草刈りの後のおやつタイムです。
刈った草を器用にまとめて、丸い牧草ロールを作ります。
作業が終わるとその横に寝転び、
「今日もよく働いたモー」
と言いながら、のんびり牧草ロールを味わいます。
空港の仲間たちは、
「結局それが目的じゃないの?」
とよく言いますが、モーモア本人は決して認めません。
あくまで仕事の成果物だと言い張っています。
空港の安全を草地から支える存在
飛行機の安全運航というと、パイロットや管制官、整備士などが注目されがちです。
しかし空港の安全は、さまざまな仕事によって支えられています。
草地の管理もそのひとつです。
草が伸びすぎれば鳥が集まりやすくなり、標識や灯火も見えにくくなります。
そんな問題を未然に防ぐため、モーモアは毎日黙々と草を食べ続けています。
険しい目つきに眼帯、たくさんの傷を持つベテラン草刈り士。
けれど口にはいつも二葉の草をくわえている――。
それが空港の安全を支える草刈りソラモン、『モーモア』なのです。

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