赤は止まれ、緑は進め!光の合図ソラモン『ライガン』

ライガンは、空港の近くにすんでいるサソリ型のソラモンです。まるい黒っぽい体に、大きな黄色い目。頭には短い触角があり、額には赤いレンズのような宝石がついています。見た目は少しだけクールですが、性格はとてもまじめで、空を飛ぶ仲間や空港で迷っている仲間を見つけると、すぐにしっぽを高く上げます。

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空港の近くにすむサソリ型ソラモン『ライガン』登場!

ライガンのいちばんの特徴は、しっぽの先についているライトガンです。サソリの毒針のように見えますが、相手を刺したり攻撃したりするものではありません。そこから出るのは、赤・緑・白の強い光。ライガンはその光を使って、遠くにいる相手へ合図を送ります。

空港では、たくさんの飛行機や車、働く人たちが動いています。音や無線だけでは伝わりにくい場面もあります。そんなとき、ライガンはピカッとしっぽを光らせて、空の安全をそっと手伝うのです。

しっぽのライトガンにこめられた合図

ライガンのしっぽは、航空管制で使うライトガンがモチーフです。ライトガンは、管制塔から飛行機へ光で合図を送るための道具です。無線がうまく使えないときなどに、色の違う光を使って指示を伝えます。

ライガンも同じように、しっぽの先の色を変えて合図を出します。赤い光は「止まって!」のサイン。危ない方向へ進みそうな仲間を見ると、ライガンはしっぽをピンと立てて、赤い光を強く点滅させます。その光を見た仲間は、びっくりしてその場でぴたりと止まります。

緑の光は「進んでいいよ」のサインです。進む道が安全だとわかると、ライガンはにっこり笑って、緑の光をやさしく送ります。緑の光はあたたかく、見た相手を少し安心させる力があります。空港のはしっこで不安そうにしている小さなソラモンも、ライガンの緑の光を見ると、勇気を出して一歩進めるのです。

白い光は「注意して!」のサインです。完全に止まるほどではないけれど、まわりをよく見てほしいときに使います。白い光は遠くまで届きやすく、夕方や雨上がりの空港でもよく見えます。

ライガンの得意わざ

ライガンの得意わざは「シグナルテール」です。しっぽのライトガンから赤・緑・白の光を出し、仲間に進む方向や止まるタイミングを知らせます。攻撃というよりも、仲間を助けるためのわざです。ライガンはこのわざを使うとき、相手の動きやまわりのようすをじっと見ています。あわてて光を出すのではなく、いちばん安全なタイミングを選んで合図を送るのです。

もうひとつのわざは「ストップフラッシュ」です。まぶしい白い光を一瞬だけ放ち、相手の動きを止めます。暴れている相手を傷つけるためではなく、危ない行動を止めるためのわざです。たとえば、滑走路の近くへうっかり入ってしまいそうな仲間がいたら、ライガンはストップフラッシュで注意を引きます。

ライガンは力で押さえつけるタイプのソラモンではありません。光で知らせて、気づかせて、守るタイプのソラモンです。そこがライガンのかっこいいところです。

こわそうだけど本当はやさしい

サソリ型と聞くと、少しこわいイメージがあるかもしれません。ですが、ライガンはとてもやさしいソラモンです。大きなハサミも、相手をつかまえるためではなく、転びそうな仲間を支えるために使います。しっぽのライトガンも、相手を攻撃するためではなく、合図を送るためのものです。

ライガンは普段、空港の近くの草むらや管制塔が見える場所でじっとしています。飛行機が空へ上がっていくのを見送ったり、帰ってくる飛行機をながめたりするのが好きです。高い空を見上げながら、今日も安全に飛べますように、と心の中で願っています。

ときどき、空港のまわりで迷子になった小さなソラモンがいると、ライガンは白い光をちかちかさせて自分の場所を知らせます。そして、近くまで来たら緑の光で「こっちでいいよ」と案内します。無事に仲間が戻れると、ライガンはしっぽをくるんと丸めて、うれしそうに笑います。

光で空の安全を守るライガン

ライガンは、派手に空を飛ぶソラモンではありません。ものすごい速さで走るわけでも、大きな力で戦うわけでもありません。それでも、空港にとってライガンはとても大切な存在です。

赤は止まれ。緑は進め。白は注意。
たった三つの光でも、正しく使えば大切な命を守る合図になります。

ライガンはそのことをよく知っています。だからこそ、今日も空港の近くでしっぽを高く上げ、空と地上を見守っています。まよう仲間がいれば光を送り、危ない動きがあれば赤く知らせ、安全な道が見えたら緑で背中を押す。

光の合図ソラモン、ライガン。
その小さな体から放たれる光は、空の安全を守るやさしいサインなのです。

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この記事を書いた人

図書館で勝手に仕事をしている小さな会社のドケチ社長。口癖は「コーヒーの一滴は血の一滴」

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