B767とB787の見分け方 オチュンと覚える3つのポイント

双眼鏡を持つオチュンとB767・B787。B767とB787の見分け方、オチュンと3つのポイント、復習クイズ付き。

空港の展望デッキで飛行機を眺めていると、「あれはB767? それともB787?」と迷うことはありませんか。

どちらも翼の下にエンジンが2つあり、ぱっと見た姿はよく似ています。でも、注目する場所がわかると、見分ける楽しさがぐっと増します。

最初に覚えたいのは、B787はエンジンの後ろがギザギザしていること。次に翼の先、そして操縦席の窓を見てみましょう。オチュンと一緒に、3つのポイントを確かめていきます。

オチュンが案内するB767とB787の比較。B767のエンジン後端はなめらかで、B787にはギザギザがある。

図1 エンジンの後端に注目。機体の形や大きさは、特徴を伝えるために簡略化しています。

オチュン「まずは、エンジンの『うしろ』を見てみよう!」

目次

まず覚えたいB767とB787の違い

見るところ B767 B787
エンジンカバーの後端 なめらかな縁 ギザギザの縁
翼の先 通常の翼端や、上に立ち上がるウィングレットなど 後方へすっと伸びる翼端
操縦席の窓 左右合わせて6枚 左右合わせて4枚

ここでは旅客機のB767とB787を比べます。B767には種類や改修による違いがあるので、ひとつの特徴で迷ったら、別の場所も確認するのがコツです。

エンジンの後ろがギザギザならB787

いちばん見つけやすいポイントは、エンジンを包むカバーの後ろ側です。

B767の縁は、なめらかに続いています。一方、B787の縁には、のこぎりの歯のようなギザギザがあります。この形は「シェブロン」と呼ばれ、エンジンの騒音を抑える工夫のひとつです。

見るのは、空気を吸い込む丸い入口ではなく、エンジンカバーが終わる後ろの縁。横や斜め後ろから見えると、違いがわかりやすくなります。

ただし、遠くてギザギザが見えないときは、それだけでB767と決めないようにしましょう。影や見る角度で、縁が隠れることもあります。

オチュン「B767とB787で迷ったら、『後ろのギザギザ』が大きなヒント!」

翼の先は立ち上がり方と伸びる向きに注目

次は、翼のいちばん外側を見てみましょう。

B767の通常の翼端、B767の上に立ち上がるウィングレット、B787の後方へ伸びる翼端の比較。双眼鏡を持ったオチュンが、エンジンも確認するよう案内している。

図2 翼端の代表的な形を比べたイメージ。B767-400ERの翼端は、この図のB767とは異なります。

B767にはウィングレット付きの機体もある

B767-300系には、翼の先に大きな立ち上がりがない機体と、先端が上に伸びる「ウィングレット」を取り付けた機体があります。ウィングレットは、翼の先に付く小さな翼のこと。B767-300ERには、後から取り付けられる仕様があります。

「B767の翼の先は、必ずまっすぐ」と覚えてしまうと、ウィングレット付きの機体で迷ってしまいます。

B787は翼の先が後方へすっと伸びる

B787の翼端は、細くなりながら後方へ伸びています。「レイクド・ウィングチップ」と呼ばれる形で、大きな板が上に立つウィングレットとは形が違います。

ただし、B767-400ERにも後方へ伸びる翼端があります。海外の空港や写真で見かけたときは、翼だけでB787と決めず、エンジンや操縦席の窓も確認しましょう。

オチュン「翼の先が上を向いているからB787、とは限らないんだね!」

顔が見えたら操縦席の窓を数える

機首がよく見える写真や、機体がこちらを向いている場面では、パイロットが外を見る窓にも注目してみましょう。

B767の操縦席の窓は左右合わせて6枚、B787は4枚です。B787は1枚ずつの窓が大きく、窓の間の区切りが少ないのが特徴です。

数えるのは、胴体に並ぶ客室の窓ではなく、機首にある操縦席の窓です。また、6枚・4枚は左右を合わせた枚数。片側しか見えない角度では、すべてを数えられません。

展望デッキで見えにくいときは、撮った写真を拡大して確かめるのも楽しいですよ。

見分けるときによくある思い込み

大きく見えたらB787とは限らない

遠くの機体は小さく、近くの機体は大きく見えます。同じ機種でも胴体の長さが違うタイプがあるため、見た目の大きさだけで判断するのは難しいもの。最初はエンジンの形から探すと、注目する場所がはっきりします。

ギザギザがある飛行機は全部B787ではない

この記事の「ギザギザならB787」は、B767とB787の2機種を比べるときの目印です。ほかの機種にも同じようなギザギザがあるので、飛行機全体に当てはめる決め方にはしないでください。

空港で試したい見分ける順番

次に空港へ行ったら、こんな順番で観察してみてください。

  1. エンジンの後ろを見る。 ギザギザが見えたら、B787の有力な手がかり。
  2. 翼の先を見る。 上に立ち上がる形か、後方へ伸びる形かを確かめる。
  3. 操縦席の窓を見る。 顔が見えるときは、窓の区切りも確認する。

最初から全部わからなくても大丈夫。「ギザギザを見つけられた!」という発見がひとつあるだけで、次の飛行機を見るのが楽しみになります。

オチュン「次の展望デッキでは、まずエンジンの後ろを探してみよう。ぼくも双眼鏡を持っていくよ!」

オチュンと挑戦する復習クイズ

オチュン「搭乗前の最終チェック! 全4問、きみは飛行機の名探偵になれるかな?」

選択肢を押すと、その場で答え合わせ! 各問1回ずつ回答できます。

第1問 ギザギザを発見

B767とB787のどちらかが目の前にいます。エンジンカバーの後ろの縁に、ギザギザを発見! どちらでしょう?

答えと解説を見る

正解はBのB787

目印は、入口ではなく後ろの縁。B787には「シェブロン」というギザギザがあります。オチュン「最初の手がかり、見つけたね!」

第2問 翼にだまされるな

オチュンが「翼の先が上に立っている! B787に決まり!」と大喜び。ここで、ひとこと伝えるなら?

答えと解説を見る

正解はA

B767-300ERにはウィングレット付きの機体もあります。B787の翼端は後方へ伸びる形です。オチュン「おっと、早とちり! エンジンも確認しよう」

第3問 オチュンの数え間違い

「B787の操縦席の窓は4枚。ということは、右に4枚、左に4枚で8枚!」とオチュン。本当の数え方は?

答えと解説を見る

正解はC

B787は左右合わせて4枚、B767は6枚です。片側だけ見える角度では、全部を数えられません。オチュン「勢いよく2倍にしちゃった!」

第4問 見えないときこそ名探偵

遠くの飛行機を見たオチュン。「ギザギザが見えないから、B767だね!」。いちばんよい次の行動は?

答えと解説を見る

正解はB

ギザギザは、距離や影で見えないこともあります。「見えない」と「ない」は別。オチュン「保留にできるのも、名探偵の力なんだね!」

いくつ正解できたかな

回答済み 0 / 4問 · 正解 0問

4問答えると、オチュンからのメッセージが届くよ。

オチュン「正解の数より、ひとつ発見できたら大成功。次の飛行機で、また挑戦しよう!」

イラストは、提供されたオチュンの画像を参考にAIで制作した説明用のイメージです。細部や寸法は実機と異なります。

参考資料

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

図書館でブログを書くとある会社の社長。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次