駅前では灰色のハト。公園の木の下では、茶色っぽいハト。大きさがよく似ていても、翼の模様をよく見ると違いがあります。ドバトとキジバトを、オチュンと一緒に見比べてみましょう。

大きさはどちらも約33cm
ドバトもキジバトも、くちばしの先から尾の先まで約33cm。30cm定規より少し長いくらいです。地面を歩く1羽を見て名前に迷ったら、たたんだ翼 → 首の横の順に目を移してみてください。
| 見るところ | ドバト | キジバト |
|---|---|---|
| 全長の目安 | 約33cm | 約33cm |
| 翼 | 灰青色の典型例では黒い帯が2本 | 茶色いうろこ模様 |
| 首 | 緑や紫に光って見えることがある | 横に黒と青灰色の細い縞 |
ドバト(土鳩)|お堂とつながる名前

「土鳩」と書くドバト。名前の由来には、お寺のお堂のまわりに集まるハトを「堂鳩」と呼んだことにちなむという説があります。駅前でおなじみの鳥の名前に、お寺の風景が隠れているかもしれません。
ドバトの祖先はカワラバト。伝書鳩などとして人が飼っていたハトが、野外で暮らすようになりました。典型的な灰青色のドバトは翼に太い黒い帯が2本あり、首元は光の当たり方で緑や紫に見えます。
ただ、ドバトには白っぽいもの、赤茶色やまだら模様のものもいます。色が違うハトが同じ群れにいるのも、街で見かけるドバトのおもしろいところです。
キジバト(雉鳩)|キジに似た羽の模様

キジバトの翼をよく見ると、一枚一枚の濃い羽に明るい茶色のふちがあります。それが重なってできる模様がキジのメスの羽に似ていることから、キジバトと名付けられたと考えられています。
首の横には、黒と青灰色の細い縞が並びます。若い鳥は首の縞が薄いこともあるので、オチュンのように翼のうろこ模様にも注目してみましょう。
木のほうから「デーデー、ポッポー」と低い声が何度も聞こえたら、キジバトかもしれません。声のリズムは、図鑑の録音で聞き比べられます。キジバトの鳴き声 / ドバトの鳴き声
白っぽいハトを見たら、首の後ろも見てみよう
白っぽいドバトもいます。埼玉県東部を中心に見られるシラコバト(白子鳩)は全長30cmほど。淡い灰褐色で尾が長め、首の後ろに細い黒い線が1本あるのが目印です。色の印象と一緒に、線がどこに何本あるかも見てみましょう。
おさらいクイズ5問
オチュンとおさらい。A・B・Cのどれかを押すと、正解と解説が出ます。
Q1.灰青色の翼に、黒い帯が2本。典型的な姿なのはどのハト?
A.キジバト
惜しい! 正解は B.ドバト。 灰青色の個体では、たたんだ翼にも黒い帯が2本見えます。
B.ドバト
正解! B.ドバト。 灰青色の個体では、たたんだ翼にも黒い帯が2本見えます。
C.シラコバト
惜しい! 正解は B.ドバト。 灰青色の個体では、たたんだ翼にも黒い帯が2本見えます。
Q2.ドバトの名前の由来の一説に登場する場所は?
A.お寺のお堂
正解! A.お寺のお堂。 お堂のまわりに集まるハトを「堂鳩」と呼んだ、という説があります。
B.池のほとり
惜しい! 正解は A.お寺のお堂。 お堂のまわりに集まるハトを「堂鳩」と呼んだ、という説があります。
C.竹やぶ
惜しい! 正解は A.お寺のお堂。 お堂のまわりに集まるハトを「堂鳩」と呼んだ、という説があります。
Q3.キジバトの名前につながったとされるのは、どの鳥の羽の模様?
A.スズメ
惜しい! 正解は C.キジのメス。 茶色い羽が重なって見える模様に注目すると、名前を思い出しやすくなります。
B.カラス
惜しい! 正解は C.キジのメス。 茶色い羽が重なって見える模様に注目すると、名前を思い出しやすくなります。
C.キジのメス
正解! C.キジのメス。 茶色い羽が重なって見える模様に注目すると、名前を思い出しやすくなります。
Q4.ドバトとキジバトの、くちばしから尾までの長さは?
A.どちらも約33cm
正解! A.どちらも約33cm。 大きさがよく似ているので、翼や首の模様を見比べましょう。
B.ドバトは約15cm、キジバトは約33cm
惜しい! 正解は A.どちらも約33cm。 大きさがよく似ているので、翼や首の模様を見比べましょう。
C.どちらも約50cm
惜しい! 正解は A.どちらも約33cm。 大きさがよく似ているので、翼や首の模様を見比べましょう。
Q5.うろこ模様の翼が見えたのに、首の縞が薄い。キジバトの可能性は?
A.ある。若いキジバトは首の縞が薄いことがある
正解! A.ある。若いキジバトは首の縞が薄いことがあります。 翼や背中の模様も合わせて見ましょう。
B.ある。すべてのキジバトは冬に縞が消える
惜しい! 正解は A.ある。若いキジバトは首の縞が薄いことがあります。 翼や背中の模様も合わせて見ましょう。
C.ない。キジバトの縞はいつもはっきりしている
惜しい! 正解は A.ある。若いキジバトは首の縞が薄いことがあります。 翼や背中の模様も合わせて見ましょう。

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